長野市 SkateBoard Program 2025年 8月5日(火)
8月5日、長野市営茶臼山スケートパークの一部をお借りして、長野市内2つの養護施設の小学生から高校生まで22名を招待してスケートボードプログラムを開催しました。
CHILLではこの日、新しいスケートボードセットも用意、地元長野のボランティア2名を中心に6名で子供たちを迎えました。
元市民プールのスケートパークで子供たちはピカピカのボードにまずは立ってみることからスタート。レベルを確認して初心者から経験者を3つのグループに分かれて体験してもらいました。
子どもたちには、ボランティアが声をかけて目線を合わせながらグータッチやじゃんけん、クイズなどをくり返すことで、重心をとって、目線も上がりボードにも慣れてバランスを取れるようになっていきました。
今回、中心となって活躍した長野のボランティアの方の取り組みの一部をご紹介します。
---初心者には、足の位置がいい時「足の置く場所いいね!」などポジショニングの成功を伝え、名前を呼んで手を振ったり「いいねぇ!」と伝えて顔を上げて目をあわせていくなどショートステップの中で、子どもたちが正しい動きができているときに「認める」「できていることを伝える」ということを徹底していきます。
乗れずに指をくわえている子には、悔しい思いも、怖さも含めてこども自分が乗り越えていくよう、「乗りたい気持ちはあるけど、怖いか~」などと気持ちを聞きながら、その気持ちに伴走したり、「見ていることから学ぶこともいっぱいあるね」「どの子の乗り方をまねたい?」など、見ていてもいいよとサポートをしていきます。心理的な安心感が得らると、乗らなかった子どもたちも待っていると乗りに来ます。そのタイミングでチャレンジした気持ちを認め、「来てくれたの、うれしい!」「そのチャレンジを見ているよ」と伝えます。すると子どもたちは10㎝、20㎝と前に進みます。前に進んだら、どんなに短い前進でも後ろを振り向いてもらって、「10㎝進んだね!」と認めます。自分で挑戦してできた成功体験を共有して、できる限りこちらもあなたの成長がうれしいという表現をとるようにすることで、できた子どもたちは自分でできた感覚と、挑戦する気持ちを大きくし、指をくわえてみている子どもたちはできた姿から学ぶことができます。高学年の小学生以上になれば、技術をみせ、解説し、やってみなさいという、体育のようなレッスンも可能ですが、レッスンをするとほとんどの子どもにとってスケートボードは楽しくはなくなります。気が付けば技術を身に着けていたという、自然な流れを、意図的に子どもの状況をみながら環境の中で作る関わりがけをすることが、重要になるので、目先の行動一つ一つには意味はなく、目当てをもった仕掛けの連続にこそ、結果的に目線を上げる効果があると思います。(一部抜粋)
この取り組みもあって、この日の子どもたちは「乗る」「プッシュする」「ブレーキング」「体重移動による緩やかなS字ターン」に全員が取り組み、一部の子どもは「チクタク」「フットボールフリップ」「レイルスタンド」「アンダーフリップ」「ショービット」に挑戦して、同行していた施設の方たちも成長に驚いていました。
一方、この日も暑さは厳しく、施設の方たちと協力しながら熱中症対策を行いました。夢中になる子供たちに常に声をかけて、日陰で休憩をこまめに取ってもらい、水分補給、袋に入れた氷で頭や首を冷やしたり、塩あめをなめてらいました。それでも暑さで辛そうな子どもにはエアコンの効いている部屋で一時的に休んでもらうなどの対応に努めました。
楽しい時間は、あっという間に過ぎていきます(まだまだやりたいと心残りの子どもたちも…)。修了式では「またやりたい!」「次はスノーボードをしたい!」と前へ向いてプログラムを終えることが出来ました。