(兵庫県)1月21日,22日 六甲山スノーパークでの活動レポートです!

六甲山スノーパーク

1月21,22日  2024年初回のスノーボードプログラム
六甲山スノーパークで実施しました!
 

1日目

朝から霧が立ち込め小雨の降る中でのスタートだった。
2団体16名の児童が集まってくれました。小学4〜高校2年生のチャレンジャー達は新しい体験にワクワクしている様子がこちらにも伝わってくる。スノーボードをはじめてする子が大半だったが上達が早くボランティアの方々を驚かせていた。

午後から天気が回復予想だったので体を休めて昼食をとる。
午後の部スタート時には雨が強くなっていたが全員飛び出すかのようにゲレンデに向かった。
しだいに天気も回復し児童たちもヤル気が上達と共に上がってくるのがわかり、こちらも帰りたくない気分が増してきた。
最後に長いコースを降りるのだが、ラストだとコールしても誰も降りない。 「もっともっと滑りたい」という気持ちがこちらにもヒシヒシと感じられる瞬間でした。
「来年も絶対来るからね」ってお互い約束して終了しました。
 
 

2日目

朝から晴天に恵まれ気温も上がる予報。16名の児童(1団体)小学4〜高校1年生までが集まった。
ゲレンデに出て少しスノーボードをすると、みんな声を揃えて暑い暑いと言い出しゲレンデで着替えをする児童も数名いた。

7名は昨年も参加した児童で、初めて参加する子にお手本のように振る舞っていた。
低学年の子を気遣いながらゲレンデで遊ぶ姿は微笑ましくとても印象的でした。 雪山なのに暑くて体力が奪われる過酷な状況でも諦めずにそれぞれのペースでチャレンジしていた。 体力も学年も目標も違うのでそれぞれのペースというのが一番大事だと僕らも学ばせてもらった。
「また招待お願いします」と子供達から言われ、今回も無事に終了しました。
 
 

3日目

chillでは初のプライベート開催になりました。中学2年生の彼はスノーボードが以前からやってみたかったそうです。 もう出来る気しか無いくらい自信満々でした。
ところが初めて履くブーツにこんなに硬くて歩きにくいのかと驚いた様子。更にスケーティングあたりで無理かも知れないと思っていたと後に明かしてくれました。
ゲレンデは寒波の影響でカチカチで難しい状況。次第に緩んでくるかと思いきや氷の塊がゴロゴロと転がる最悪な状態になり午前中は苦戦しました。 

ゆっくり昼食をとり体力を回復させると彼は驚くほど成長しました。本当に初心者かと疑うような綺麗な弧を描き滑れるようになったのです。
自信を得ると彼は心も軽くなったのか色んなことを話してくれるようになりました。
一度は「無理かも知れない」と諦めかけた事、でも「諦めずにやって良かった」と満面の笑みで語られた時は、この瞬間に立ち会えて良かったと思えました。
これを機に何にでも諦めずにトライする大人に成長していって欲しいと思います。

Report Fujii