(兵庫県)2月18日,19日 ちくさ高原スキー場での活動レポート

ちくさ高原スキー場(兵庫県宍粟市)

2024年2月18日(日)、19日(月)、ちくさ高原スキー場(兵庫県)にて
スノーボードプログラムを実施しました!

1日目

生憎の小雨の中、
3つの児童養護施設から20名の児童を迎えた。
この20名に最高の思い出をプレゼントしようと、全国各地から15名ものボランティアが参加した。

今シーズンは例年にないほどの雪不足だったが、子ども達は目を輝かせ息を弾ませ時間いっぱい楽しんでいた。
朝の小雨もゲレンデで楽しんでいるといつのまにか上がっていた。

お昼はみんなでカレーを食べ、午後からのリフト乗車に備えて穏やかに休憩していた。
休憩を終えて午後はリフトに乗って長いコースを楽しんだ。
初めてスノーボードするのに3回も乗れたグループが居いたのは驚きだ。

誰だって最初は不安だしチャレンジも尻込みするが、一本踏み出そうと思えば仲間に支えられるって思って欲しい。
スノーボードを通じてそんな事を感じてくれたらいいなぁと思った。
今回も大きな怪我もなく元気に帰っていきました。
 

2日目

朝から大雨。バスに乗った施設の先生からは「風邪をひかせても悪いし着いてから考えますね」との連絡があり、不安な感じで待った。
そんな中、到着した子どもたちはやる気満々でバスを降りて来て、元気に準備をはじめてホッとしました。

準備を終えて外を見ると大雨と風が吹いている。
小学1年生から高校生までの25名をこのまま外に出すより、中でできる事をしようと室内でちょっとお勉強。
みな真剣な表情で聞いてくれた。ボランティアも多く集まり、安全を確保した上で外に出た。

子ども達は雨など微塵も気にせず「楽しい」と言う声がこだました。
スノーボードは何度も転びます。
その度に立ち上がり成長します。
時には雨にも風にも寒さにも負けそうになるが、「スノーボードを楽しみたい」「上手くなりたい」と言う気持ちがあればどんな逆境にも向かっていけるのだと思う。

そういう事をスノーボードを通じて伝えて行くことができたらと思った。
今日大雨の中一日中楽しめた子ども達は、大きな力を得たに違いないと確信しています。来年も会えるといいなぁ。

Report. Fujii

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