(群馬県)3月17日,18日実施 たんばらスキーパーク スノーボードプログラム活動レポート

たんばらスキーパーク

2024年3月17日(日)、18日(月)、たんばらスキーパーク(群馬県)にてスノーボードプログラムを実施しました。
 

1日目 

春本来の暖かさがある良い朝でした。東京から2つの団体を大型バスで迎えることに。
ボランティアは現地付近の公民館で待ち、準備を万端に備えてました。

東京の児童養護施設の子ども達は2施設で34名、付き添いの先生が6名。
ゲストで社会福祉学の大学教授が1名、ボランティアが全国各地から15名も集まってくれました。
56名の大所帯を日曜日なのに受け入れてくれた、玉原東急リゾート様には感謝しかありません。

この2施設のうち1つは今年で5年目。
年に一度しかしないスノーボードでも楽しそうに自在に滑ります。
卒業生もアシスタント的にサポートしてくれて仲の良さが伝わって来ます。

もう一つの施設の子はほとんどが初めてでした。
小さい子も多く、重いブーツや足枷のようなスノーボードを装着すると不満の声が。
開始5分で弱音を吐く子もいましたが、少し滑れるようになっただけでスノーボードの虜に。その子は最後に「まだやりたい」と1人でゲレンデを登って行きました。
彼に何が起こったのでしょう?
重いブーツが軽くなった訳でもスノーボードの足枷のような構造が変わった訳でもありません。濡れたグローブも雪が冷たい事も状況が変わった訳ではないのに、気持ちが変われば状況が変化することをスノーボードを通じて覚えてくれたら嬉しいなと思いました。
毎回同じ事を思いますが、ボランティアに参加出来てよかったと思います。
関わってくれた全ての人に感謝申し上げます。
 

2日目

埼玉からフリースクールの方々3団体がまとまって来てくれました。
児童21名に対し施設の付き添い先生が4名、ボランティアが16名全国各地から集まり、ほぼマンツーマンで手厚く行うことができました。

あいにくの吹雪でしたが、ふわふわの雪は子ども達の大胆なチャレンジを優しく受け止めてくれてました。
ゲレンデでは表情もわからず会話もままならないが、皆積極的にドンドン進んでいきました。
普段雪を見たことのない子どもにとっては、これが雪山かと軽く受け止めたのかも知れません。

何かに挑戦しようとすれば必ず良い仲間に巡り会えるという事を、スノーボードを通じて学んでもらえたら嬉しいと思います。
また逢える日を楽しみにしています。

Report Fujii

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○バートンジャパン合同会社様より
本プログラム開催についてご紹介いただきましたので掲載いたします。プログラム中の写真もご覧いただけます。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000169.000000528.html

○東急リゾーツ&ステイ株式会社 玉原東急リゾート たんばらスキーパーク様より
本プログラム開催前にリリースいただいたニュースを掲載いたします。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000577.000055787.html

あらためまして、サポーター企業の皆様 誠にありがとうございました。