震災7年目を迎えた週末、岩手県宮古市の38人の子供たちを雫石スキー場に招いて、今シーズン3回目のCHILLスノーボードプログラムを開催しました。
爽やかな晴天に恵まれ、絶好のスノーボード日和の週末。スノーボード初心者の4・5年生が大半で、みんな麓のゲレンデで転ぶ練習からスタート。少し溶けたシャーベット状の雪の感触を体の全体で感じながら、転んでも笑顔の子供たち。休憩の時間も惜しんでスノーボードを楽しんでいました。そして、初日(3月10日)の夜は、震災発生から7年目を迎える夜となり、今年も全員で線香花火ナイト(希望の光プロジェクト)に参加しました。
子供たちと「震災で失われた多くの命、そして震災そのものを決して忘れない」という思いと共に、線香花火に火を灯しました。
2日目も岩手の最高峰・岩手山が眼下に広がる、雲ひとつない晴天に恵まれました。初日で自信とコツをつかんだ子供達は、レベルの高いコースにもチャレンジ。さらに何度転んでも一生懸命にチャレンジし続ける子供たちの姿は、きらきら輝いていました。子供たちは最後まで諦めずに頑張るという気持ちと共に、時間の許す限りスノーボードを楽しみ、立派なスノーボーダーに成長して帰って行きました。
この経験が子供たち全員の今後の人生の自信へと繋がることを願います。サポートしていただいた、スキー場関係者のみなさま、ボランティアのみなさん、本当にありがとうございました。