(兵庫県)2月7日,8日 ちくさ高原スキー場 snowboard program 2025

ちくさ高原スキー場(兵庫県宍粟市)

2月7日・8日の二日間、ちくさ高原スキー場・小野観光のご協力で、CHILL 2025スノーボードプログラム@ちくさ高原が開催されました

2月7日はフリースクール2校 2月8日は児童養護施設2施設の子どもたち が参加
この二日間で、ボランティアスタッフも含めて68人の参加のプログラムとなりました

子どもたちの安全に配慮し、最大寒波の中、開催されたプログラムでしたが、パウダースノーに恵まれ、時折、晴れ間も見えるコンディションで開催されました
小学校1年生~高校3年生の子どもたちが参加
子どもたちは、姫路駅から小野観光のバスに乗ってちくさ高原に到着
CHILLスノーボードプログラムに、参加経験のある子どもたちや初めて参加する小学生の子どもたちもいました
BURTON Japanが準備してくれたウエア、ブーツに着替え、ヘルメットやゴーグルのフィッテイングを終えてゲレンデへ
初めて参加する子どもたちは「うわ~なんかスノーボードの靴って歩きにくいな」「気を付けてな」と子どもたちとボランティアスタッフの会話が所々で聴かれました
子どもたちやボランティアスタッフ、みんなで準備体操して、ビンディングの装着方法やスノーボードの基本動作のレクチャーを受けました
その後、初心者のゲレンデで、少しずつスノーボードの滑りを確認していきました
慣れてくると子どもたちは、何度もスタート地点に行き、滑り降りる姿が増えていきました
「これでいい?」「滑れるようになってきた」「できた」という声と共に、子どもたちの表情にも変化が出てきました
嬉しそうに引率の先生方に、ガッツポーズをとる子ども、ボランティアスタッフと両手をタッチする子どもたち
その笑顔は、誇らしく、きらきら輝いて見えました
ランチはカレーを準備していただきました。ボリュームのあるカレーでしたが、お変わりする子どもたちが続出
その後に、CHILL JAPANが用意したおやつを「どれにしよう」「何が入ってる?」と一人一人選んで、おやつの感想も伝えてくれました
午後からは、ボランティアスタッフと共にグループに分かれで、リフトへ乗り、山頂からスノーボード滑走を経験しました
初めてリフトに乗る子どもたちは、ボランティアスタッフに「リフトの上から滑れるかな?」「なんかわくわくする」と話しながら山頂へ
子どもたちは、ボランティアスタッフに付き添われ、それぞれの滑りで、山頂から滑り降りてきました
山頂から見える景色に、「えー無理」と怖がっていた子どもも、ボランティアスタッフや参加した子どもたちの励ましで、前に進みだします
そして、山頂から自分なりのペースで滑り終えた子どもたちは、「やった。滑れた」「すごい」「じょうずやったよ」 ボランティアスタッフと嬉しそうに会話が弾みました
昨年も、ちくさ高原のプログラムに参加した高校3年生の生徒は、4月から、社会人になります。
この生徒さんは、昨年参加したボランティアスタッフと会えることを楽しみにして今回もプログラムに参加してきました
逢いたかったボランティアスタッフと再会すると、抱き着いて「覚えてます?」「去年も○○さんに、スノーボードを教えてもらいました。すごく、逢いたかったです」と喜んでいました
再会を終えたボランティアスタッフと生徒さんの間には、心のつながりと信頼関係が表れていて、ずっと一緒にスノーボードを楽しんでいました
プログラムを終えたボランティアスタッフのミーティングの中でも、「子どもたちの頑張る姿をみて、また、参加したいと思った」「子どもたちの未来につながる活動に今後も継続して協力したい」との発言が多く聴かれました
CHILLプログラム開催は、子どもたちに安全に楽しく参加して、頂くために、開催場所の選定から、日程調整、参加者・ボランティアスタッフ募集などの数多くの準備から始まります
どうすれば、子どもたちが喜んでくれるのか、安全に開催できるのかなどをベースに準備が進み、ご協力いただく企業との調整が始まります
今回もご協力いただいた、ちくさ高原スキー場のスタッフの皆様、最強寒波の中、安全にバスの運行をしていただいた小野観光の方々、子どもたちと直接かかわってくださったボランティアスタッフの皆様、本当にありがとうございました

協力

ちくさ高原スキー場

小野観光バス

ボランティアスタッフ:Sachiko